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技術無償提供対象モビリティ

無償提供の対象となる技術を用いたモビリティ一の覧です。

最終更新日 2025/4/16

無償提供の特許技術を含む自動配送用モビリティ群のCG

なぜ技術の無償公開を行うのか?
自動配送の実現には、住宅側の整備とともに、自動配送システムそのものの発展が不可欠です。しかし、本機構が車両やロボットの開発の全てを行うことは困難です。
そこで、住宅デバイス開発の中で発案された配送に用いるツール(車両・ロボットなど)に関する技術が、新たな研究や開発のきっかけになることを願い、特許やアイデアを公開・無償提供とすることを決定いたしました。

私たちの住む日本の未来をよりよくするという機構の理念から、日本国内で利用していただける場合には、無期限で使用料不要とします。今後、ライセンス料や会費などによる対価の設定を行うことはありません。また、実施のハードルを下げる観点から、使用許諾なども不要としています。

車両大型タイプ

車両大型タイプ(A5+90 Type009)

大型トラック(A5+90 Type009)全体を斜め前から映したCG

二人乗りの大型トラックタイプの車両です。

幅広い年齢層の方がより快適に乗務可能な車両とすることを目的にしており、キャビンへの乗り込みを楽にする階段や、走行中の使用基準を考慮した仮眠用ベッド付き個室を備えています。
車両の構成は従来のトラックと同様とし、信頼性やメンテナンス性を維持しています。

車両大型タイプ(A5+90 Type002)

大型トラック(A5+90 Type002)の断面図CG

一人乗りの高速特化車両です。空力性能の向上に特化したボディ形状となっており、高速道路などの速度域で長距離をより効率的に移動することを目的としています。

動力はディーゼルエンジンを採用していますが、自動運転やSBW(ステア・バイ・ワイヤ)の搭載を前提としていることから、運用されるのは10年以上先を想定しています。

車両大型タイプ(A5+90 Type010)

大型トラック(A5+90 Type010)全体を斜め前から映したCG

二人乗りの長時間運用車両です。この車両は2つの休息用個室を備えており、レベル4以上の自動運転が実現した社会においては、2名の乗務員が同時にそれぞれの個室で休息をとることが可能です。専用の個室があることで、車内での休息や仮眠の質をさらに向上します。

動力はディーゼルエンジンを採用していますが、高速道路上での自動運転レベル4やSBW(ステア・バイ・ワイヤ)の搭載を前提としていることから、運用されるのは10年以上先を想定しています。

車両大型タイプ(A5+90 Type004)

大型トラック(A5+90 Type004)が建築現場に到着した様子を表したCG

後述の移動倉庫タイプ(A3+20 Type006)を10台搭載し、目的地付近まで運ぶ車両です。

比較的短距離の運用を想定しており、他の大型車両よりもコンパクトなキャビンサイズにて設計されています。車両中型タイプ(B4+120 Type002)

車両中型タイプ

車両中型タイプ(B4+120 Type002)

自動配送車両の中型タイプが荷物を置き配する様子のCG

自動配送のメインとなる車両。商用バン程度のサイズで、道路から住宅の荷物受け取りポートへ自動で置き配を行います。自動配送などの整備が進むと、完全無人配送に用いられる想定です。本カテゴリーの車両は配送問題の抜本解決に必要な重要カテゴリーと認識しています。開発車両は、現時点で実体化可能なものから、数十年先を想定したものまで存在します。

このB4+120 Type002は5~10年先を想定した車両ですが、さらに未来を想定した車両も無償公開の対象に含まれています。

車両中型タイプ(B4+120 Type004)

2トントラックサイズの配送車両が荷物を置き配する様子のCG

一般的な2トントラックの荷台部分に自動配送機構を搭載した配送車両です。

主に、B4+120 Type002の検証段階に用いられるため、車両は一般的な2トントラックと同様の構成となります。走行は既存のトラックと同様にドライバーが行い、荷物の置き配は荷台の自動配送用設備が行うため、ドライバーの車両の乗り降りや玄関までの移動などが不要となります。
この降車の手間をなくすことによって、ドライバーの負担を減らしながら、同時に単位時間当りの配達量の向上を実現可能にします。
なお、自動配送に必要なロボットも今回の無償提供対象の中に含まれます。

移動倉庫タイプ

移動倉庫タイプ(A3+20 Type006)

移動倉庫タイプの車両が合板を載せて建築現場に到着した様子のCG

建築現場などで一定期間使用する倉庫に、移動機能がつくイメージです。他の配送ツールとしての車両とは異なり、主の機能は倉庫であり、走行機能は副次的なものとなります。

そのため、現場付近まではトラック(A5+90 Type004)などに積載されて移動します。主な搭載物はサブロク板(合板910mm×1,820mm)を想定しています。移動倉庫カテゴリーの車両は、安価な自動運転を採用することがポイントです。これを実現するためのハードウェア構成とともに、運用に関する技術も無償提供の対象となります。

車両小型タイプ

車両小型タイプ(A2+60 Type002)

3輪の配送車両が走行している様子のCG

最もベーシックな荷台を備える車両。受け取りは、人による取り出しが必要です。特寸荷物のチャーター便としての利用が見込まれます。

車両の安定性の観点から、幅はスクーターよりも10cm程度広い80cm。長さはほぼ同じの186cmにて設計されています。

車両小型タイプ(A2+60 Type003)

フードデリバリー専用の3輪配送車両を映したCG

フードデリバリーに特化した車両。ピザのLサイズや飲料カップなど、大きさや高さにばらつきのある物品の配達に対応します。1台で4件分の配達が可能です。この車両は、現在の国内のフードデリバリーの研究の上に発案されています。温度・衛生管理・公道上の事故配慮など、配送品質に関する部分まで深く考察されています。もちろん全てが無償提供の対象です。

車両小型タイプ(B2+60 Type001)

自動配送に対応した3輪配送車両が坂を上る様子のCG

自動配送に対応したトライク。車両後部から、受け取りポートへと荷物を引き渡します。
自動配送は車両中型タイプ(B4+120 Type002)がメインとなりますが、小戸数の限界集落への配送や、車両中型タイプ(B4+120 Type002)が運用困難な条件下ではこの車両を用います。

ロボット小型タイプ

ロボット小型タイプ(B1+6 Type004)

小型の自動配送ロボットが荷物を置き配する様子のCG

私有地内の受け取りポートに自動で置き配を行います。対応荷物のサイズや重さの目安として、2Lペットボトル6本入りの箱を2箱運ぶことが可能です。

概要

  • 無償公開対象技術(特許を含む)およびデザインの一部または全部を使用可能
  • 申請不要
  • 対価不要
  • 期間は無期限

免責事項

特許に関して、現在出願中のものや今後出願を行うものについても取得を目指しますが、その目的は「多くの人が自由に技術を利用できること」としています。
既存の関連特許などに抵触しないことを補償するものではありません。
また、技術の一部または全部の利用により発生した他者権利侵害や損害に関しては責任を負いかねます。

技術詳細の公開に関して

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