ドローンポート
ドローンポートとは
ドローンによる空からの宅配に対応する荷物用エレベーターです。ドローン宅配サービスが実用化された際に、届いた荷物を居住空間に自動で移動させます。
ロボット床下収納と組み合わせ、複数の荷物受け取りや、床下への収納を自動で行うことが可能です。
仕組み
ドローンによる宅配に対応する荷物エレベーターです。配送が想定される荷物の最大サイズはW320mm×D260mm×H200mm、最大重量は5kgです。
※想定される配送荷物:4名家族のフードデリバリー
2024年現在、ドローンによる荷物の配送サービスは、様々な場所で展開されています。そして、ドローンによって運ばれた荷物の受け渡し方法は、ドローンが着陸して行う置き配やウインチによる置き配、パラシュートによる降下など、様々な手法が検討・実施されている状況です。
現時点では、戸建て住宅に対しても、荷物の受け渡し方法は多くの可能性が残されていると言えます。
そのため、ドローンポートエレベータープレガイドラインは、「空から荷物が届く」という想定をもとに、エレベーター設置のための空間確保や室内への荷物引き込み口の用意を目的としています。
荷物を室内に引き込むための開口部として、エレベーターを設ける位置にはあらかじめ所定の上げ下げ窓を設置します。これにより、エレベーター実装時に外壁への新規穴あけ工事が不要となるよう準備します。
建物の外壁には、エレベーターを追加可能なスペースを確保します。ドローンポートエレベーターは、建物の上方から、受け取りに適した高さまでを通ります。隣地境界線や塀、庭木などの後から移動が困難であったり、移動費用が高額となったりするものとの距離を考慮し、エレベーター設置用の空間を確保します。
導入メリット
- ドローンによる無人宅配への対応
- 複数荷物の受け取り対応
導入デメリット
- 荷物の引き込み口設置に伴う設計の複雑化
- エレベーター設置に伴う庭面積の減少
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