FAQ-BE004

ドローンポート認定は、エレベーターのみって本当?

はい。
現状では、ドローンから荷物を受け取る最終的な方法が決まっていません。世界中でドローン宅配は研究されていますが、海外の多くはウインチで地上に荷物を降ろしています。国内では機体が着陸して置配という方法が主流です。ここが固まらないとドローンポートの荷受け部分の形状と大きさが決まりません。
一方で、この荷受け部分が取り付けられる場所を予想することは容易です。具体的には屋根になります。諸外国の住宅と比較すると、小さな敷地と電線の存在。そして、欧米と比較すると比較的緩やかな屋根勾配。国内で安全にドローン宅配を行うには屋根の上を活用するしかありません。この屋根と室内を繋ぐにはエレベーターは必須となり、現在の気密性の上がった住宅では、屋根を貫通し室内に入るよりも窓を用いる方が容易です。(時が進むと屋根貫通式に移行します)
2024年現在で将来のドローン宅配を想定すると、サッシとエレベーターの関係を固めておけばドローン宅配に備えられると判断しました。

作成日 2024/7/19
最終更新日 2024/7/19