FAQ-BHbh001
シロアリ対策基礎(S3工法)とは?
住宅の構造からシロアリ被害対策を行う、全く新しい合理的な工法です。
薬剤などは用いずに、わずかなコストで高い防蟻効果が期待できます。そして効果は永続します。
この工法は過去のシロアリ被害状況の観察から生まれました。特に侵入経路となる蟻道(ギドウ)に対策しています。
蟻道とは?
・水を運ぶ事が出来ないシロアリの地面から住宅内へのトンネル
・シロアリは通れる隙間があればコンクリートのヒビからも侵入可能
・玄関などはタイルの下からの侵入は定番の被害ルート
・基礎の立ち上がりの蟻道は、暗くて湿った場所に造られる
・基礎の周囲に物を置いたり、雑草を放置したりすると被害に遭いやすい
・ベタ基礎の被害は少ないが、配管の隙間や二度打ちコンクリートの隙間などから侵入
・被害が発生しても早い段階で気が付けば容易に駆逐可能
・明るい水平面(犬走り)には造られにくい
シロアリ対策基礎(S3工法)とは?
・従来のベタ基礎のベース部分をわずかに拡幅(最低50mm)し対策ベース部を設ける
・対策ベース部分は、必ず露出させる
・対策ベース部分は、タイル貼りなどの後貼り意匠は禁止
・顔料コンクリート・洗い出し・ハツリ等でデザイン性は持たせることが可能
・対策ベース部は、広くして犬走りにすることも可能
・立上げ部の仕上モルタルは可能
・効果を高めるには、給排水配管・アース線の引込・雨樋なども対策することを推奨
・定期検査により被害の早期発見が容易
・蟻返しの施工も推奨
どうして、シロアリ対策が出来るのか?
・過去のシロアリ被害から侵入ルートは明確
・ベタ基礎二度打ちの境と玄関ポーチに対して対策ベース部を敷設
・明るい水平面には蟻道は造られにくい
・対策ベース部に造られた蟻道は容易に視認可能
・仮に造られた場合も、風雨により蟻道が壊れやすい
・犬走りタイプなら普段の生活で自然にシロアリ対策が出来る
・残る進入ルートの主たるところは配管類
作成日 2024/8/7
最終更新日 2024/8/7