FAQ-CC009
「スリット外断熱」についてもう少し詳しく教えてほしい
デバイス住宅の標準的な断熱工法となる可能性があります。
従来の基礎外断熱は、シロアリ発生エリアではおすすめしていません。
しかし、施工が容易にもかかわらず性能は高く、床下ロボット収納とも相性が良いことは間違いありません。この外断熱にシロアリ対策を施したのがスリット外断熱です。
シロアリは蟻道をつくりながら室内に進入します。外断熱では、この際に蟻道が発見されにくいことが最大の欠点です。そこで、土台周辺の断熱材をあえて抜いて、蟻道の発見を容易にします。ただし、この場合は断熱性能が不十分となることから、基礎の内側にも断熱材を貼ります。つまり、従来の基礎外内断熱から、外断熱の一部を抜いた状態になります。基礎高が上がった(熱が伝わる長さが伸びた)ことにより、この方法でも基礎立ち上がりの熱損失が少ないことがポイントです。
スリット外断熱の特徴
・施工は容易(断熱材の量は必要)
・定期的な点検が必要
・基礎立上げのスリット部がデザインのアクセントになる
作成日 2024/7/25
最終更新日 2024/7/25