FAQ-CC007

「プール断熱」についてもう少し詳しく教えてほしい

従来の床下断熱を応用した新工法です。
床下収納は、非課税対応(1階の投影面積の1/2)とする観点から、収納に用いる範囲を囲います。この囲いに断熱材を用いると、上面視でロの字形の空間ができます。この空間は室内と同じ扱いにできるため、床下収納直上の床断熱材は省くことが可能です。

比較的温暖で湿度が問題にならなければこのままで良いのですが、欠点もあります。
底面に断熱材を貼らない場合は、収納庫内のコンクリート床に温度の問題が出てきます。
そして、この対策として底面に断熱材を貼ると、有効高が足りなくなる事から基礎の立上げを増やす必要があります。
温暖な地域で断熱が問題とならない場合にはコストパフォーマンスの良い工法です。
なお、フラット35の要件は、基礎立上げのみの断熱材施工でクリアすることができます。

プール断熱の特徴
・シロアリ被害は少ない
・底面に断熱材を貼る場合は、基礎高がさらに上がる
・底面に断熱材を貼らない場合には、従来の床下断熱よりも安価となる場合も

作成日 2024/7/25
最終更新日 2024/10/15